最近、LINEアプリの最新バージョン（14.18.1）にアップデートしたユーザーから、「トーク一覧画面の間隔が狭くなった」という不満が多く報告されています。このUI変更により、特にiPhoneユーザーにとってトーク一覧の見やすさが低下し、スクロールや情報確認がしづらくなったと感じるケースが増えています。
一方、この表示の変化は仕様変更によるものであり、すぐに元の表示に戻す設定がない可能性があります。ここでは、このようなUIの不具合が生じた場合に試すべき対策について詳しく説明します。
アプリの再起動を試す
まず、アプリの再起動を行うことで一時的な不具合が解消される可能性があります。これは、アプリが予期せぬ動作をしている場合に効果的な方法です。
- iPhoneでの操作: ホームボタンがあるモデルでは、ホームボタンをダブルクリックし、LINEアプリを上方向にスワイプすることで停止できます。ホームボタンがないモデルの場合は、画面下から上方向にスワイプして、起動中のアプリ一覧を表示し、LINEアプリを上にスワイプして終了させましょう。
- Android端末での操作: 画面下にあるタスクボタンを長押しすると、起動中のアプリが表示されます。LINEアプリを選択して停止させてください。
再起動によって、アプリの軽微な不具合が解消され、トーク一覧の表示が通常に戻ることがあります。
スマートフォン本体の再起動
アプリだけでなく、スマートフォン自体を再起動することも有効です。スマートフォンが一時的に不安定な状態になっている場合、再起動することでシステム全体がリセットされ、不具合が改善されることがあります。
再起動の方法は端末によって異なりますので、取扱説明書を確認するか、設定メニューから操作手順を調べて行ってください。
OSの最新バージョンへのアップデート
LINEアプリの新しいUIに適した動作環境を整えるためには、スマートフォンのOSを最新バージョンにアップデートすることも重要です。古いOSを使っていると、アプリが正常に動作しない原因になる場合があります。設定メニューからOSのバージョン確認やアップデートを行い、最新の状態に保ちましょう。
アプリデータの消去とリセット
もしアプリの不具合が続く場合、アプリのデータを一旦消去して初期状態に戻すことで、データの不整合が解消されるかもしれません。これによりアプリの設定やキャッシュがリセットされるため、正常な動作が期待できます。ただし、以下の点に注意が必要です。
- データ消失のリスク: アプリ内のトーク履歴や設定データが消えるため、必要に応じてバックアップやログイン情報を確認してから実行してください。
- 手順: 端末の設定メニューからアプリの管理画面に移動し、LINEアプリを選択して「データ消去」を選ぶことで初期状態に戻せます。
アプリの再インストール
最後の手段として、LINEアプリを一度アンインストールし、再度インストールする方法があります。これにより、アプリに蓄積されていた問題がリセットされるため、正常な動作が期待できるでしょう。ただし、再インストール時にもデータが失われる可能性があるため、必ず重要なデータのバックアップを取るか、ログイン情報を確認してから行ってください。
まとめ
今回のLINEアプリのUI変更は、見やすさに影響を及ぼしている可能性がありますが、いくつかの対策を試すことで改善が期待できるかもしれません。再起動、OSアップデート、アプリのリセットを段階的に試すことで、快適に利用できるようになる可能性があります。それでも解決しない場合は、LINEサポートに問い合わせるのも一つの手段です。
