西宮神社の十日戎(えべっさん)は、毎年1月9日から11日にかけて開催される関西を代表する伝統行事です。商売繁盛や家内安全を願う多くの参拝者で賑わうこの祭りは、2025年も盛大に行われる予定です。
本記事では、2025年の西宮神社十日戎に関する詳細な情報をお届けします。参拝時間、屋台情報、混雑状況、ご利益など、初めての方でも分かりやすく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
西宮神社 えびす参拝時間や屋台について
1月9日、10日、11日の西宮神社 参拝時間や屋台について
イベント
2025年の西宮神社十日戎では、3日間にわたって様々なイベントが開催されます。
- 1月9日(木):宵戎(よいえびす)
- 有馬温泉献湯式(14時頃)
- 1月10日(金):本戎(ほんえびす)
- 開門神事福男選び(6時開始)
- 1月11日(土):残り福(のこりふく)
これらのイベントは、それぞれ異なる意味を持っています。宵戎は祭りの前夜祭的な位置づけで、本戎は最も賑わう日となります。残り福は、まだ福が残っているという意味で、最終日まで参拝者で賑わいます。
1月9日、10日、11日の参拝時間
2025年の西宮神社十日戎の参拝時間は以下の通りです:
- 1月9日(木):午前5時~午前0時
- 1月10日(金):午前6時~翌午前1時
- 1月11日(土):午前5時~翌午前1時
特に注目すべきは1月10日の参拝時間です。この日は開門神事福男選びが行われるため、他の日よりも1時間遅い午前6時からの開門となります。
西宮神社 えべっさん屋台の営業時間
西宮神社十日戎期間中の屋台の営業時間は以下の通りです:
- 1月9日(木):9時~23時
- 1月10日(金):6時~23時
- 1月11日(土):9時~23時
1月10日は開門神事福男選びに合わせて、他の日よりも早い6時から営業を開始します。ただし、一部の屋台は深夜1時頃まで営業している場合もあるので、夜遅くまで楽しむことができます。
屋台の種類
西宮神社の十日戎では、境内と参道に約500店舗もの屋台が出店されます。屋台の種類は多岐にわたり、以下のようなものが人気です:
- 食べ物系
- たこ焼き
- お好み焼き
- 焼きそば
- ベビーカステラ
- だし巻き卵
- 豚汁
- まぐろ料理
- 縁起物系
- 福笹
- 熊手
- 福飴
- その他
- 雑貨
- おもちゃ
- アクセサリー
特に、ベビーカステラの甘い香りは参道を歩く人々を魅了し、多くの人が思わず購入してしまうほどの人気です。また、縁起物の福笹や熊手は、商売繁盛や家内安全を願う参拝者に人気があります。
混雑状況
西宮神社の十日戎は、3日間で約100万人もの参拝者が訪れる大規模な祭りです。そのため、期間中はかなりの混雑が予想されます。
各日の混雑状況は以下のように予想されます:
- 1月9日(宵戎):
- 午前中:比較的空いている
- 午後~夜:徐々に混雑
- 1月10日(本戎):
- 早朝:開門神事福男選びで一時的に混雑
- 午前中:比較的空いている
- 午後~夜:最も混雑する
- 1月11日(残り福):
- 午前中:比較的空いている
- 午後~夜:混雑するが、9日、10日ほどではない
特に1月10日の本戎は最も混雑する日となり、午後から夜にかけては身動きが取れないほどの人出が予想されます。
混雑に合わないための時間帯
混雑を避けたい場合は、以下の時間帯に参拝することをおすすめします:
- 1月9日(宵戎):午前中(開門~9時頃まで)
- 1月10日(本戎):午前中の早い時間帯(開門神事福男選び終了後~10時頃まで)
- 1月11日(残り福):午前中(開門~9時頃まで)
一般的に、早朝から午前中にかけては比較的空いているので、この時間帯を狙って参拝するのが良いでしょう。また、平日である1月9日の午前中が最も混雑が少ないと予想されます。
西宮神社 福笹授与の時間や内容について
福笹は西宮神社十日戎の代表的な縁起物です。2025年の福笹授与に関する情報は以下の通りです:
授与時間:
- 1月9日(木):午前8時~午前0時
- 1月10日(金):午前6時~翌午前1時
- 1月11日(土):午前8時~翌午前1時
福笹には大小2種類があり、それぞれに商売繁盛や家内安全などのご利益があるとされています。福笹を受け取る際は、「商売繁盛で笹持ってこい!」という掛け声とともに授与されます。
おみくじのひける時間
西宮神社では、通常のおみくじに加えて、「大福」というおみくじがあります。これは大吉よりもさらに良いとされる珍しいおみくじです。
おみくじを引ける時間は、基本的に社務所の開設時間に準じます:
- 1月9日(木):午前8時~午前0時
- 1月10日(金):午前6時~翌午前1時
- 1月11日(土):午前8時~翌午前1時
ただし、正月や十日戎の期間中は、金色の台紙ではなく折りみくじの授与となる場合があります。
西宮神社の御利益
西宮神社は、えびす様(蛭子大神)を主祭神として祀る神社で、以下のような御利益があるとされています:
- 商売繁盛
- 家内安全
- 交通安全
- 健康長寿
- 福徳円満
- 漁業の守護
- 安産(末社の梅宮神社)
特に商売繁盛のご利益が強く、全国から多くの商人や経営者が参拝に訪れます。また、えびす様は海の神、漁業の神としても信仰されてきた歴史があります。
お守り・御朱印・本殿屋根葺替奉賛金受付の時間や内容
- お守り: 西宮神社では、えびす様にちなんだ様々なお守りが授与されています。代表的なものには「えびす守」「福娘守」「大判」「福小判」などがあります。授与時間は社務所の開設時間に準じます。
- 御朱印: 西宮神社の御朱印は、中央に「西宮神社」と書かれ、右上に「えびす宮総本社」の印、中央に三つ柏紋の印、下部に社印が押されています。十日戎期間中は特別な御朱印が授与される可能性もあります。 御朱印の受付時間:9時~18時
- 本殿屋根葺替奉賛金受付: 西宮神社では、本殿の屋根葺替事業のための奉賛金を受け付けています。この受付は社務所で行われており、時間は社務所の開設時間に準じます。
西宮神社へのアクセス方法
西宮神社へは、以下の方法でアクセスできます:
- 電車の場合:
- 阪神電車・本線「西宮駅」南口より南西へ徒歩5分
- JR神戸線「さくら夙川駅」より南東へ徒歩10分
- JR神戸線「西宮駅」より南西へ徒歩15分
- 阪急電車・神戸線「夙川駅」より南東へ徒歩15分
- バスの場合:
- 阪急西宮北口駅:南口広場より阪神バスまたは阪急バス「阪神西宮」行きに乗車、「阪神西宮」下車後、えべっさん筋を南西へ徒歩すぐ
- JR西宮駅:バス北ターミナルより阪神バスまたは阪急バス「阪神西宮」行きに乗車、「阪神西宮」下車後、えべっさん筋を南西へ徒歩すぐ
- 車の場合:
- 神戸方面より:阪神高速3号神戸線「西宮出口」を降りてすぐ
- 大阪方面より:阪神高速3号神戸線「武庫川出口」を降りて国道43号線を西へ
なお、十日戎期間中(1月9日~11日)は境内駐車場が利用できないため、公共交通機関の利用が推奨されています。
【2025】西宮神社の情報 まとめ
2025年の西宮神社十日戎は、1月9日から11日にかけて開催され、約100万人の参拝者が訪れる大規模な祭りとなります。主なポイントは以下の通りです:
- 参拝時間は各日で異なり、特に1月10日は開門神事福男選びのため午前6時からとなります。
- 屋台は約500店舗が出店し、食べ物や縁起物など多様な商品が販売されます。
- 混雑を避けるには、各日の午前中早い時間帯の参拝がおすすめです。
- 福笹やおみくじ、お守りなど、様々な縁起物や授与品が用意されています。
- 西宮神社の主な御利益は商売繁盛、家内安全、健康長寿などです。
- アクセスは公共交通機関が便利で、特に阪神電車西宮駅からは徒歩5分です。
十日戎期間中は交通規制もあるため、事前に情報を確認し、余裕を持って参拝することをおすすめします。西宮神社の荘厳な雰囲気と活気あふれる祭りの様子を楽しみながら、新年の幸せを祈願してみてはいかがでしょうか。