Firefoxバージョン131では、新しいサイドバー機能と垂直タブのUIテストが導入されています。
この機能は、一部のユーザーに限定して試験的に提供されており、今後のバージョン(133や134など)でも同様のテストが行われる予定です。
目次
Firefoxブラウザでサイドバーが表示される場合の対処法
このサイドバーの目的は、次のような利便性を向上させることです:
- モバイル端末でのタブ表示
- ブックマークや拡張機能への素早いアクセス
- タスクの切り替えをスムーズに行うための垂直タブ機能
一方で、一部のユーザーから「うざい」「邪魔」と感じられることもあり、特に非表示にできない点が不満を招いています。
サイドバーを非表示にする方法
サイドバーが邪魔に感じる場合、以下の手順で無効化することができます。
- Firefoxのアドレスバーに「about:config」と入力
アドレスバーに入力し、Enterキーを押します。 - 警告が表示される
「リスクを理解した上で続行しますか?」といった警告が表示されるので、「次に進む」をクリックします。 - 検索ボックスに「sidebar.revamp」と入力
設定画面の検索ボックスに「sidebar.revamp」と入力します。 - 設定を「false」に変更
検索結果に表示される項目をダブルクリックするか、右側のトグルボタンを押して値を「false」に変更します。 - ブラウザを再起動
設定を変更後、ブラウザを再起動して変更が適用されていることを確認してください。
注意点とデメリット
- リスクが伴う操作であること
「about:config」での設定変更は、開発者向けの機能を利用するものであり、誤った変更を行うとブラウザが正常に動作しない可能性があります。 - 一時的な解決策である場合がある
サイドバー機能は今後のバージョンで変更や統合が行われる可能性があります。そのため、今回の方法が将来的に有効でなくなる場合もあります。
サイドバーのカスタマイズ方法
サイドバーを完全に無効化する以外にも、以下のような調整が可能です:
- サイドバーの位置変更
サイドバーの表示位置を左側から右側に変更できます。これにより、作業スタイルに応じたカスタマイズが可能です。 - 垂直タブの活用
タブを縦に並べることで、視覚的にスッキリし、複数のタブを管理しやすくなります。 - サイドバーの内容を整理
必要のない拡張機能やブックマークを整理することで、サイドバーがより使いやすくなります。
まとめ
Firefox 131のサイドバー機能は便利さを追求したものですが、一部のユーザーには不評な場合もあります。非表示にする方法として「about:config」を使った設定変更が有効ですが、注意点もあるため慎重に行うことが重要です。
また、位置変更や内容の整理など、カスタマイズを行うことで、この機能を効果的に活用することも検討してみてください。